淀みに浮かぶ泡沫は

大学院生の日常

日記

今日は朝から大学へ行って,講義を1コマと発表を1つこなしました.

 

昨晩は結局2時頃まで作業を続けていて,そのおかげか今日は発表の1時間ほど前にはスライドが完成していて比較的余裕を持って臨めました.一方で今朝は一度7時に起きてしまい,あまりに眠かったので7時半まで眠ろうと思ったら8時半まで寝てしまいました.

 

リズムが整っているときだと目覚ましなしでも決まった時刻に起きれるのですが最近はそうもいかないことも多く,アラームをかけていることもしばしばあります.保険として母親にも起こしてもらうようお願いしていて,昨晩は7時半に頼んでいたのでした.ところが携帯をリビングに忘れてしまったことに寝る直前に気づき,今はリビングが両親の寝室と化している*1ので今更取りに行くわけにもいかず,まあ起こすのも頼んでいるしええかと思ってそのまま就寝.そして朝ハッと目覚めたものの,部屋には時計がない*2のでとりあえずリビングまで行って時間を確認すると7時だとわかり,そして冒頭へと至ります.やっぱり早よ寝んとあかんね.

 

発表の方はまずまずでした.終わったことには当たりも暗くなり始めていて,こないだもらった図書カードもあるしと思って本屋に寄ってから帰ることにしました.

なんか岩波新書のフェアだかなんだかで3冊買うとトートバッグが云々とか,ちょっと前に出ていてまだ買っていなかった漫画の新刊とか,人が読んでいて気になっていた本とか深く考えずにカゴに突っ込んでいたら7000円近くになりました,図書カードは1000円分なのに何してるんでしょうねえ.

 

その中の1冊に,山本文緒さんの『自転しながら公転する』があります.

山本文緒さんは先月亡くなられました.『きっと君は泣く』『プラナリア』など,いくつか作品を読んだこともあっただけに,訃報に接した際には言葉が出てきませんでした.

この『自転しながら公転する』は昨年出版された本で,知人が読んだというのを聞いて気になっていた本でした.いつもなら文庫本に降りてくるのを待つのですが,今回は一刻も早く読みたい気持ちが勝って購入しました.今の本の次に読むことにします.

ご冥福をお祈りいたします.

 

色々書いている間に夜遅くなってしまいましたが,さっさと寝て明日も大学で作業をしたいです.

それではまた.

 

2021年11月4日

*1:両親の部屋はかつてはあったのだが弟に取られた.

*2:正確には布団からは見えない位置に止まったままの時計がかかっている.