淀みに浮かぶ泡沫は

大学院生の日常

日記

今日は朝から大学へ.午前中は昨日出し忘れた書類を書いたりとか,そういった細々としたことをしていました.昼からは少し研究関係のことをして,専攻のガイダンスに出席しました.ガイダンスが終わってからはさっさと帰ろうとしたのですが,廊下で助教とバッタリ会って,少しだけ話すつもりが1時間ほど話し込んでしまいました.研究の見通しが立ってきて面白くなってきたものの,申請書を書いたり後輩のセミナーのTA*1があったりと並行して進める必要があり忙しくなりそうです.

 

帰ってからは「バスvs鉄道 乗り継ぎ対決旅11」の放送を途中から見ました.かなり競っているように見えて面白かったですが,難易度設定をもう少し揃えてほしい感じがありますね.まあ鉄道チームとバスチームでは難しさのポイントが異なるので一概に比べられもしないでしょうが.

 

ふと思い出したのですが,僕が学部生の頃に取っていた第二外国語の講義で教員が「例えばニュース等で世界情勢をについての情報を得ようとするとき,英語で手に入るものは英語圏の見方や価値観で発信されていて,それだけに頼ってしまうと中立性を失う.より正確に状況を把握するという意味では,もう一つ別の外国語の視点を持っておくことは重要だ」となる趣旨のことをおっしゃっていました.僕が選択したのは奇しくも(?)ロシア語で,教員はそのあとに「その中でもロシア語は英語に対する有力な候補となる」と続けました.

残念ながら僕はロシア語を少し齧った程度で,しかも単語や格変化も忘れてしまっている部分が多く,それが視点の1つになっているとはお世辞にも言えない状態です.しかしそのことを差し引いても,入ってくる情報が一方(いわゆる西側)に偏りすぎている気がします.ロシアを擁護するわけでは決してないですが,この点には常に注意を払っておきたいです.

それはそれとして,2つの視点を持ったとしてもプロパガンダもあったりするので難しいですね.

 

明日も朝から大学へ行く予定です.そろそろ本格的に新学期が始動します.

それではまた.

 

2022年4月6日

*1:ティーチングアシスタント.指導補助と称して学生の発表にコメントや質問をする.