淀みに浮かぶ泡沫は

大学院生の日常

日記

今日は昼前に大学へ.お酒を飲んだ翌日は寝すぎるというよりは多めに摂った水分のせいで比較的短い睡眠時間で目覚めてしまう.午前3時くらいまで起きて完全に酔いを醒ましてから寝て,起きたのは9時過ぎ.ダラダラと準備をして家を出た.

大学までの道のりの半分に差し掛かったくらいのところで,家を出るときに石油ストーブを消したか不安になった.両親は出かけていて妹はおそらく寝ているのでどうしようもなく,午前中はずっとソワソワしていた.両親が帰ってくるのはおそらく午後なのだが,その前にストーブが自動的に切れる時間を迎えるのでそれまでに何もなければ大丈夫そうだと言い聞かせた.結果的には何もなかった.ちゃんと消していたかどうかは不明のまま.

大学では夜まで論文を読んでいた.まず前半部分で抽象論を展開して,後半部分でそれらを具体的な(といってもある程度広い適用範囲を持つ)問題に当てはめるという構成だった.要するに後半では前半で提示した十分条件をチェックする作業だけをしていて,数学の論文としては珍しくはない形式なのだが,前半で行なわれた議論と後半の問題設定があまり結びついた感じがせず,スッキリしない.とはいってもこの論文自体が大半を極限操作の正当化に割いていて(解析の論文ではよくあること),結構テクニカルな議論なのである程度仕方ない部分はあるかなと思う.この論文の結果を引用するだけなら定理の仮定だけチェックすれば良いのだが,これに基づいて別の設定で同じような議論を自力でするとなると,ある程度は証明についても理解しておいた方がいいだろう.明日はもう1日粘ってみようと思う.

それではまた.

 

2024年1月29日