淀みに浮かぶ泡沫は

大学院生の日常

日記

今日も朝から大学へ.M2の後輩が修論発表会を明日に控えており,今日はその練習に付き合う予定だった.ところが昼過ぎの時点でまだスライドの準備が終わっていない様子だった.指導教員から担当科目の試験監督補助を頼まれていたので,それが終わった夕方から練習を始めることになった.

試験監督補助は,なんだかんだ半年に一度程度は頼まれている気がする.問題や答案用紙の配布,回収とカウントをするくらいで,あとは学生の様子をときどき確認しながら論文や本を読んでいる.今回は後輩の修論を持っていこうとしたのだが,トートバッグを忘れており,まさか論文をむき出しのまま手に持って移動するわけにもいかないので諦めた(自分の居室から試験教室まではそんなに近くはない).かわりにいま読みかけの小説『生のみ生のままで』の上巻を持っていった.綿谷りさの作品で,女性どうしの恋愛を描いた作品である.すでに残りページ数も少なかったので読み切ってしまえたが,正直試験監督をしながら読むような本ではなかったなと思う(悪い意味ではない).

試験監督補助を終えてから,セミナー室で後輩の発表練習をした.準備の時間はまだ足りていないようで,未完成の部分も目立っていた.とりあえず指摘できる部分をコメントして,明日朝に最終の練習をすることになった.彼のことなのでなんとかなるとは思う.

そんなわけで明日は少し早めに大学へ行く予定である.

それではまた.

 

2023年2月1日