淀みに浮かぶ泡沫は

大学院生の日常

日記

こんばんは.今日は1日家でのんびりしていました.

なぜか6時台に目が覚めてしまったので仕方なく起き出し*1,ストーブに当たりながら1時間ほどぼーっとしていました.我が家のメインの暖房機器は昔から石油ファンヒーターで,特に朝はこうして直接熱に当たらないと寒く感じます.近年は灯油も高くなっているので,自室ではエアコンを使ったりしていますが,やはりリビングでヒーターに当たっているときが一番落ち着きます.

朝食を食べてからは昨日買ってきたコミックスを読みました.なんだかんだ朝食のオートミール生活もずっと続いていますね.読んだのはあらゐけいいち『日常』11巻とpanpanya『動物たち』です.日常はかなり前に10巻を以って完結したのですが,最近連載が再開されました.その間に同著者は『CITY』という作品を連載し完結させています.こちらも好きな作品だったのですが,日常の連載再開は素直に嬉しいです.

panpanya 作品は確か今年の頭くらいに知り合いにすすめられてから放ったらかしになっていたのですが,秋頃に『模型の町』という新刊が出て,それをきっかけにして集めるようになりました.ひと月に1冊くらいのペースで過去作を買っていて,昨日買った『動物たち』が4冊目です.作品はどれも短編(たまに連作も)が収められている形です*2.絵でいえば,緻密に書き込まれている部分とそうでない部分で抑揚がつけられているのが見ていて楽しいです.ストーリーにしても,目のつけどころが面白いなと感じます.現実と幻想がないまぜになったような世界観で,何回も読み返したくなる作品たちです.

ふるさと納税をちゃんと済ませてお昼を食べ,あとは録画を見てダラダラしていました*3.よく知り合いたちも言っていますが,ふるさと納税って制度上の問題がいくつかありますよね.納税額が多いほど恩恵を多く受けられるという点では逆進的ですし,税収の一部が返礼品に消えていってしまうわけで.もちろん,農水産品の人気の高さからそういった一次産業に取り組んでいる自治体にお金がたくさん入るとか,都市部から地方への所得移転になっているとか,メリットと呼べそうな点があるのも事実ですけど.制度としてある以上は使わないと損をする感じになってしまっていて,なかなか悩ましいです.ふるさと納税制度の影響については,例えば以下が参考になるかと思います.

ふるさと納税の功罪―非効率な制度設計の「被害者」は誰か―〈政策データウォッチ(24)〉 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

知り合いからはほとんど年賀状も来なくなったので今年は書くことなく年末を迎えました.「ガキの使い」を見ながら必死に年賀状を書いてポストに投函する,というのが恒例行事となっていただけあって少し寂しい気もします.「ガキの使い」も年末特番は今年もやらないみたいですし*4

そんなわけで今日の残りはゆっくりして,適当なタイミングで寝ます.通常の日記の割には長くなってしまったので,今年の振り返りは別記事にします.

それではまた.

 

2022年12月31日

*1:夢だったか起きてからだったか,なにか嫌なことについて考えていた気がするのですがすっかり忘れました.

*2:コミックスでも小説でも,基本的に短編作品を好む傾向にあります.

*3:大掃除くらいすべきだったかもしれませんが,半日程度では余計に散らかるだけなのが目に見えています.

*4:ガキの使い」は昨年もなかったと記憶していますが,そもそも修論でそれどころではなかった気がします.