淀みに浮かぶ泡沫は

大学院生の日常

日記

今日も朝から大学へ.木曜日は夕方に研究室のセミナーがあり,それまでは院生室で研究関係の作業をしていた.とはいうものの途中で柞刈湯葉さんのマガジンを読み耽ってしまい,大して進まなかった.

柞刈湯葉|note

少し前から水曜日の湯葉メンバーシップに加入しており,毎週更新される日記とラジオを楽しんでいる.購読開始前のバックナンバーも読めることを最近知って,過去の分を読んでいたというわけである.昨日から文末が常体になっているのはおおむねこの影響である.

夕方のセミナーが終わってからはサークルへ.ある後輩と数学やら研究やらの話をしていたら,別の後輩に少し驚かれた.どうやら寡黙な人間だと思われていたらしい.放っておくといくらでも話し続けてしまうのだが,確かにサークルでは比較的抑えていたかもしれない.

そういえば昨日ふるさと納税の返礼品が届いた.燕市のタンブラーである.早速院生室に持っていって使ってみたのだが,かなり冷めにくくて驚いた.いつもコーヒーを飲み切る頃には結構冷めているものなのだが,今日タンブラーで同じようにすると,飲み干すときに温度が高くていつものようには飲めなかった.冷めるのを気にしてさっさと飲んでしまう癖があるので,これだとチビチビ飲めてかなりいいかもしれない.

人のブログを読んでいると,”人の日記を読むのはおもしろいが自分の日記はつまらない”という旨の記述があった.その人の自己評価だから,他人が「全然そんなことないですよ」とコメントしたところでどうにもならないのだが,僕個人はいつも楽しみに拝読しているのである.読んでいて心地いい文章というか,言葉遣いが非常に好みで,こういうのは自分には書けないよなといつも思ってしまう.出来事を単に並べているだけの自分の日記よりははるかにおもしろいものだと感じているが,結局のところ隣の芝が青く見えるということなのか.僕の場合は記録的な側面が強いので,自分でしょうもなく思えても続けるつもりではいる.ただ,どうせ書くなら自分でも気に入れるような文章を綴りたいので,精進しようとは思っている.

 

2023年1月12日